物語もいよいよ終盤、エンディングに向けた攻略チャートです。
ヴァンパイアのいる廃村
村に入り、家の奥に階段があり、そこから地下のダンジョンに潜ります。
一本道の中を地下5階まで降りて、ボスのヴァンパイア戦になります。
といっても、ヴァンパイアを倒せる武器ぎんのゆみを持ってきていれば、道具として使えば一撃で倒せます。
※普通に倒しても、経験値はもらえますが、すぐに復活してきて再戦になってしまいます
撃破後、水のルーンテクターであるアギューが手に入ります
アギューは戦闘で使用すると、
いてつくふぶき・・・敵1グループに吹雪で攻撃(魔法アイスストームと同じ)
ぼうかんのうず・・・味方1人の冷気属性の防御力上昇(魔法アウトコールドと同じ)
うみのめぐみ・・・味方1人のHPを200回復(魔法マイナーヒールと同じ)
の3択で効果を発揮します。
ボス戦が一撃で拍子抜けしていると、ダンジョン脱出直前、入り口のところで五凶星のギュイ・フェンリルと戦闘になります。
直前で回復等準備しておきましょう。
使ってくる全体攻撃魔法が痛いので、余裕がなければ早々にバインドを使って魔法を封じてしまいましょう。
※戦力に余裕があればマルチヒールしながらタコ殴りでいけるかと
入手:300ゴールド、フルプレイト、アギュー
次は最後のルーンテクターの手がかりを聞きにクレメイアに会いに戻りましょう。
イターニテ
塔でクレメイアに最後のルーンテクターの情報を聞くと、アラミス南東にある試練の塔でわかるとのこと。
いったんアラミスに戻りましょう。
アラミス
試練の塔へは、アラミスの川を越えた北側から南東へ進むことになるので、まずは城の前に行き、左側へ進むと、建設中の橋が完成したということで、兵士に話して通してもらえます。
橋を渡ったところで、シーンが切り替わり、サモイレンコと、何度かストーリー中に関わりのあるブラックナイトが出てきます。
ブラックナイトは主人公ユウルの父親のようですが、サモイレンコと戦おうとするも、あっさり術中に落ち、サモイレンコの僕になってしまいます。
その後、シーンが戻りますので、川に沿って南東へ進み、川の端の先でも南東へ進み、試練の塔へ。
試練の塔
塔に入るなり、五凶星のコルテス・ブラッドとキラーコングとボス戦になります。
回復してから塔には入りましょう。
コルテス・ブラッドは強力な魔法を使ってきますが、バインドが効くので、使えるようなら早々に魔法を封じてしまいましょう。
このゲーム、五凶星側は強力な魔法使いだらけなのに、ボスにも普通に魔法封じが通じてしまうのはいいんでしょうかね。
そのせいで、バインドの魔法を使えて全体回復もできるロウィーナがほぼパーティーの一枠確定みたいになりますが。
もちろん好きなメンバーでパーティー組んで、補助や回復をしっかりして戦うのもありですが。
撃破後、落とし穴に注意しつつ塔を上り、最上階の5階で、神につかわされたルーンテクターの守護者とやらの声が聴けます。
最後のルーンテクターはベムラーゼ首長国にあるとのこと。
ベムラーゼへはこの塔の転送装置を使えば行けるということで、来た道じゃなく、奥の階段から1階へ降りると転送装置があります。
転送装置用のもんのかぎを使い、いよいよ最後のルーンテクター求めてベムラーゼへ飛びます。
入手:500ゴールド、かいふくそう×2、フルプレイト、ホーリーソード×2、ホーリーローブ
ここで2本手に入るホーリーソードはミュラーしか装備できませんが、片手用で攻撃30なので、巷で買える最強武器が両手用で攻撃50までのことを考えると優秀な武器です。
ミュラーをパーティーに入れているなら盾持ちではなく、ホーリーソード二刀流でぜひ活躍してもらいましょう。
次は転送装置で飛ばされてきたほこらを出てすぐ北にあるラースへ向かいます。
ラース
ベムラーゼ首長国の首都であるラースです。
まずは一番偉い首長に話を通そう、ということで、城に行ってみます。
首長のベムラーと話すと、自分のために働け的なことを言ってくるので、まあ当然のごとく断りますと、まさかのマッドクルセイダー3体に襲われます。
弱いのであっさり倒して、そうするとベムラーが謝罪してきます。
どうやら南にあるデマーグ鉱山でグレイヒドラという怪物が出ていて困っている、退治してくれたらなんでも願いをかなえてくれる、というので、今後のために退治に行きましょう。
次はラースから南東に進み、細い道を通って行きデマーグ鉱山へ。
デマーグ鉱山
鉱山に入ってすぐ、グレイヒドラがいて、いきなり戦闘になるので準備を入念にしてから戦闘に入りましょう。
全体攻撃のほのおやマヒの追加効果の乗る通常攻撃などをする強敵ですので、序盤はしっかり自軍の強化、攻撃アップ、防御アップ、アウトフレイム、あたりを全員に忘れないようにしましょう。
あとはいつも通り、回復役をしっかり立てて攻撃していけばよいかと(回復役がマヒすると大変ですが)。
撃破後、そのままラースへ戻っても一応任務は果たしたことにはなりますが、この鉱山自体、かなりの宝の山なので、余裕があれば探索して宝箱は全部回収しておきましょう。
※ところどころ壁方向に進むと通れる隠し通路があります
特に、最深部にある鎧、アサルトメイルは作中最強の鎧なので見逃せません。
入手:まほうのもと、ねらいのゆびわ、かいふくそう×2、ロータスワンド、ちからのゆびわ、スターシールド、アサルトメイル
探索を終えたらラースへ帰還しましょう。
ラース
ベムラーにグレイヒドラ退治の報告をすると、最後のルーンテクターのありそうな場所を教えてくれます。
それは、北の海のクリセレス島というところの遺跡だそうで、船が必要な場所で、そのために必要なアイテム、ポセスのまもりもくれます。
意外と話してみるとわかるヤツでしたね、ベムラー。
以前の話で、修理と、ポセスのまもりがあれば船が出せるとバースで話していたことを思い出し、バースへ飛びましょう。
バース
街に入り港に行くと船の前にロミナ王女がいるので話かけ、ポセスのまもりを持っているとアルテミス号が出港可能になり、今後自由に船に乗れるようになります。
ひとつ注意事項として、
この船は、一般的なRPGによくあるような、ワープしたらついてくる仕様になっていません。
ゲートやバドンの羽根でどこかに移動した場合、船はその時点で置いてある場所にあるままになりますので、場所によっては回収が困難になります。
なお、唯一バースにワープ移動してきた場合のみ、船はバースのすぐ前に設置されますので、どこで乗り捨てたか忘れた場合はバースに飛んできましょう。
ちなみに、せっかくここで船が手に入っても、ストーリー上、船に乗る機会はもうほとんどありませんので、実は上記の心配はあまり必要なかったりします。
次は、バースから南西に行き、最後のルーンテクターのありか、クリセレス島へ向かいます。
クリセレス島
島に行き遺跡に入り、ただまっすぐ上に進むと石碑のようなものがあり、前に立つと、ルーンテクターを造ったという神であるファティマの声が聞こえてきます。
・4つのルーンテクターは元は1つだった
・ダークドラゴンを封印するには、1つになったルーンテクターが必要
・1つに戻すためには神々の力を借りなくてはいけない
話を聞くと、このような要点でした。
この、神々の力を借りるというのが大変で、世界各地にある御神像の前に行き、呼びかけをし、仲間の1人を生贄のように置いていかないといけません。
※この置いてきた仲間は以降共に旅をすることはできません
一応最後の風のルーンテクター、バイントをもらいましたが、おそらく一度も戦闘で使用することなく元の1つに戻り消滅します。
念のため、効果は
ふうじんのいかり・・・敵1グループに雷で攻撃(魔法マルチボルトと同じ)
ぜつえんのかぜ・・・味方1人の雷属性の防御力上昇(魔法アウトサンダーと同じ)
かぜのいやし・・・味方全員のHPを100回復(魔法マルチヒールと同じ)
の3択で効果を発揮します。
入手:まほうのつぼ、バイント
各地の神像
神々の力を借りるため、神像のある町を巡る必要があります。
神像のある町は、ざっと列記しますと、
サイコン
ガルガンダ
ファラオ
クライフ
ラングレイ
ストレイツ
アレア
エンティア
バース
プラトー
ラース
にあります。
各町に行き、御神像の前に立つと、神様と話すことができ、すべて力を借りることは了承が得られます。
ただし、先述の通り、1ヶ所ごとに仲間(スフィンクス以外の人間キャラ)を1人置いていくことになります(二度と一緒に戦闘などに参加することはできません)。
この仲間は荷物ごとパーティーから消えてしまいますので、もしもルーンテクターを持たせていると断られます。
道中、ギルドのある町は多いので、仲間を渡していったら途中でパーティーに補充していきましょう。
どの町にどの仲間を残していっても違いはありません。
ちょうど神像の数が人間の仲間と同じ数のため、全部の神々の力を借りることになると、最後は主人公とスフィンクスだけになります。
なかなかファミコンRPGとしては秀逸な作品だったかと思うのですが、ここで育てた仲間がみないなくなり、まさかのラストダンジョンが2人旅という、ちょっと異様な展開です。
全部の仲間が揃って、さあどの仲間を育てよう、みたいになってからここまでがかなり短いため、せっかくの大勢仲間がいることもあまり活きてきませんね。
いよいよクライマックスに向けて、クリセレス島に戻ります。
ゲートの魔法で戻る場合、目的地でファティマとなっているところを選ぶとクリセレス島に飛べます。
クリセレス
すべての神々を訪れた後、4つのルーンテクターを持って、ファティマの元へ戻ると、4つのルーンテクターは1つになり、最強の剣、ルーンテクターとなります。
この剣が、ダークドラゴンが封じられた島、ファンタム島を海中から呼び出すことができるそうです。
剣自体の特徴は、
・作中最強の剣(攻撃100)
・片手剣なので、もう片手に片手武器を装備するか、盾を(この後ほぼ攻撃しか気にしなくなるので武器がよい)
・戦闘中に使うと3択で効果
かみがみのいかり・・・炎・冷気・雷いずれかランダム属性で全体攻撃
かんぜんちゆ・・・1人のHP全回復
ぜったいぼうぎょ・・・3属性の耐性が上昇
のいずれかを選んで発動できます。
※実質MPがなくても戦い抜けます
この時点で片手とその他装備は空くので、片手剣でこれまでで一番強いものと、ちからのゆびわあたりを装備して最終戦に向かいましょう(ここからほぼ力押しのバトルだけになるので)。
次はいよいよラストダンジョンのファンタム島へ。
バースから真っすぐ船で南下します。
ファンタム島
バースから南下し船が同じ画面に入ると演出が起き、島が浮上してきます。
洞窟の入り口が見えるので入り、上へと進んで行きます。
1階には数ヶ所落とし穴があるので注意です。
敵は、こちらが2人パーティーになったのを配慮してか、混乱、眠りなどの状態異常を使ってくる敵はほぼいなくて、唯一警戒は、即死魔法のデスクラウドなどです。
ほとんどの敵は、力押し→HP減ったらルーンテクターのかんぜんちゆで回復、でいけます。
スフィンクスのMPも温存できますし。
4階まで上がると、最初に上の方に落とし穴があるので、まずはそちらに落ちて、1階まで行くと父親が使っていたというかなり強力な武器、シルフィードが手に入ります。
これとルーンテクターの二刀流で、主人公はかなりの攻撃力になります。
※最終戦は主人公の攻撃力が低いとただただ長期戦になりますので、この二刀流プラスちからのゆびわくらいで挑みましょう
入手:シルフィード
シルフィードを取るために一度落とし穴で地下1階まで落ちますが、再度4階まで上ってきて、今度は下の方へ進み、道なりに行くと、少し広がった空間でプリンセス・ムーンが登場します。
まずはブラックナイト3人との戦闘です。
ブラックナイトは最初のターンにホーリーブレスで自身の攻撃力を強化してきてかなりのダメージを与えてきますので、HPの残りに注意しながら、ルーンテクターのかんぜんちゆとスフィンクスのメジャーヒールを駆使して、死なないこと優先で戦いましょう。
HPは低いので主人公の攻撃力をあげて挑めばそこまでの苦戦はしないかと。
この戦闘では戦い方で若干この後のストーリー・エンディング分岐が発生します。
戦闘において、左右ブラックナイトを先に倒した場合、真ん中のブラックナイト(主人公の父親)を残して戦闘終了し、父親の洗脳が解け、父親がプリンセス・ムーンと戦ってくれます。
先に真ん中のブラックナイトを倒してしまった場合は父親は救えず、ブラックナイト戦後にプリンセス・ムーン戦となります。
強さ的には問題ないのですが、ペトリファイで運悪く主人公が石化してしまうとゲームオーバーなのでお気をつけて(と言っても運ですが)。
ラストバトルに向けて楽なのはプリンセス・ムーン戦を避けられるように父親を救う方ですが、全ボス戦を消化したいというダブルムーン伝説マニアの方は、わざと救わないでプリンセス・ムーン戦も体験するとよいかと。
その後、フロアを奥へ進むとサモイレンコがいて、いよいよクライマックス。
15年前にさらわれた、主人公の妹サーシャがいて再会を果たせます。
生贄にしてダークドラゴンを復活させるとか(なぜ今までやってなかったんだろう??)。
いよいよ敵集団五凶星の親玉サモイレンコとの直接対決になります。
まず最初のターンにホーリーブレスで攻撃力を上げて、あとは直接攻撃、マヒさせるホールド、全体ダメージの炎、を繰り出してきます。
ただし、一体の上、ラスボスですが、1ターン1行動なので(よく当時のRPGにはボスは1ターン2回行動が多かった)、こちら側は、最初の内に、プロテクターやホーリーブレス、ルーンテクターのぜったいぼうぎょなどで自陣を強化し、あとはダメージを受けてHPが減ってきたら、やや早めにルーンテクターのかんぜんちゆとスフィンクスのメジャーヒールで回復していれば十分倒せます。
ただし、この後事情により連戦なので、できるだけスフィンクスのMPは温存したいところです。
撃破後、ここからはストーリー展開で強制で動いていきますが、サモイレンコは自身を生贄にダークドラゴン復活を願い消えていきます。
何も起きなかったので大丈夫かとサーシャと再会し、共に地上に戻ると、なんとサーシャがダークドラゴンへと変貌してしまいます。
ここで本当のラストバトルに。
基本的にサモイレンコに似て、全体攻撃の炎や直接攻撃をしてきますが、サモイレンコ戦と同じ戦術で勝てるはず。
ルーンテクターが有能過ぎて、このラストダンジョン以降、苦戦知らずな可能性も高いですね。
いよいよダークドラゴンを倒すと、今度こそエンディングへ。
ダークドラゴンを封印しなくてはいけないので、最後の主人公ユウルの決断を見届け、長き旅に終止符を打ちましょう。
ここからエンディングへ。
ところどころゲームバランスの崩れているところや、充実した仲間をうまく活かし切れていないところもありますが、前衛的な試みも多く、ファミコン時代の隠れた名作RPGとされる、ダブルムーン伝説。
攻略お疲れ様でした。
攻略情報にここまでお付き合いくださりありがとうございました。